掛軸師:佐河太心

「掛け軸を作っていると言うと、たいていの方は「怪しい」「今度何か書いてよ」といった反応をします
その都度、私は出来るだけわかりやすいように説明いたしますが、しばらくたつと皆さん忘れてしまっております
これは、掛け軸の世界だけでなく、マイナーといわれる分野に関わっている人にとっては
よくある光景ではないでしょうか

私は、掛け軸をもっとメジャーな文化にしていきたいと思っております
たとえば陶芸家と言われれば「轆轤回して・・・」書家と言えば「筆使って字を書いて」と
まったくその世界に通じてなくても仕事内容が創造できる、そんなポジションに掛け軸がなれればと思います

その為に閉鎖的といわれる表装業界の扉を開放して、さらにその扉から外に出て行き
「正しい掛け軸の伝承と新しい掛け軸の創造」を行っていきたいと考えております

小さな時に書いた書や絵は、折りたたんでほこりまみれにするのではなく
掛け軸にして大きくなるまで大切に保管してあげる・・・・
誰もがそんな発想が出てくるようになれば嬉しいです
今はまだ、作品を保管するために、掛け軸にするということは一般的ではありませんから・・・


今後は掛け軸を広めるために、イベントや個展など様々な形で活動していきたいと思っております
ということで、このサイトを見ている皆様にはぜひご協力お願いいたします

また、色々なクリエーターさんたちと掛け軸の新しい可能性を探っております
ご自分の作品に掛け軸を取り入れていみたいと思いましたらぜひご連絡下さい

1975年 神奈川県生まれ
表具技能士1級
掛軸師




略歴
オルク有限会社入社
東京表具内装職業訓練校で表装全般を学び
インターネット上の表装専門店渋谷の掛け軸屋設立
掛け軸仕立て依頼年間200件以上
(※機械仕立ては含みません)







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